- 案件探しにおすすめのサイトを知りたい
- フリーランスの営業のやり方を知りたい
- 実績や経験がなくても案件獲得できるかな
フリーランスになってみたものの、どうやって案件を探して営業をかければいいのかわからない方も多いでしょう。
現在フリーランスのWebライターとして活動している著者も、営業は苦手です。
そんな著者でも案件を獲得した「具体的な営業のやり方、必勝ポイント」をまとめました。
この記事でわかること
- フリーランスの営業の重要性
- 案件獲得につながるテクニック
- 仕事を増やすためのポイント
- 案件探しにおすすめサイト
- 案件を探す時に注意すべきポイント
実績が無かった著者でも案件獲得できたため、安心してください。
この記事を読むことで、今日から実践できるフリーランスとして案件獲得につながる準備や具体的なテクニックがわかるため、自信をもって営業できます。
フリーランスの営業の重要性
フリーランスにとって営業が重要な理由は、案件を獲得しなければ仕事が始まらないからです。
会社員の場合は仕事がなくても会社から給料がもらえますが、フリーランスは仕事がなければ報酬はもらえません。
たとえ高いスキルを持っていたとしても、営業しなければ気づいてもらえないでしょう。
自分の強みや経験などを活かし、積極的に営業することが重要です。
営業する前に準備しておくと良いもの
営業をする前に、あらかじめ準備しておくと良いものは次のとおりです。
【準備しておくと良いもの】
- 名刺
- 資格
- 実績や経験
- ポートフォリオ
それぞれ解説していきます。
名刺
オフラインで営業をかける可能性もあるため、名刺を作っておくと良いでしょう。
業種によりますが、フリーランスの場合オンラインで案件を探す場合が多いため、名刺を作っていない方もいます。
しかしオフラインで営業をする場合、仕事をいただく側のフリーランスから名刺を渡すのが理想です。
どんな些細な出会いでも仕事につなげるために、名刺は作っておきましょう。
資格
資格を所持しておくと案件が獲得しやすいだけでなく、可能性も広がります。
案件によっては、資格の有無が応募条件となっている場合があるからです。
例えばWebライターの場合、ファイナンシャルプランナーや宅地建物取引士(通称宅建)といった資格を持っている方限定の案件もあります。
チャンスを逃さないためにも、資格を取っておくとよいでしょう。
実績や経験
実績や経験を積んでおけば、営業をかけるときの大きなアピールポイントとなります。
「知識も何もない人」と「実績や経験がある人」が同時に営業をかけてきた場合、どちらに仕事がもらえるかは一目瞭然でしょう。
たとえば会社員時代に行っていた業務が案件獲得に関係あるのであれば、積極的に実績としてアピールするべきです。
フリーランスになってからの実績や経験だけでなく、過去に培ってきた実績や経験をリストアップしておきましょう。
ポートフォリオ
ポートフォリオが用意できればスキルや実績の証明になるため、案件獲得に有利です。
ポートフォリオとはWebライターの場合は執筆した記事、動画編集者の場合は編集した動画といった作品のことを言います。
注意点として納品した作品をポートフォリオとして公開する場合は、必ず納品したクライアントに確認を取りましょう。
無断で公開した場合、訴えられてしまう恐れがあります。
ポートフォリオは用意しておくと他者との差別化ができるため、営業をかけるときに有利です。
営業できないフリーランスでも案件獲得するやり方
営業できない著者でも案件獲得できた、具体的なやり方を4つ紹介します。
【案件獲得のやり方】
- SNSを活用する
- エージェントを活用する
- 友人に仕事を紹介してもらう
- セミナーや交流会に参加する
それぞれ解説します。
SNSを活用する
業務に関係するSNSアカウントを作り、仕事に結びつきそうなアカウントをフォローしておくことで案件獲得の可能性が広がります。
たとえばX(旧Twitter)で「ライター募集」と検索すると、ライターを探しているポストが見つかります。
すでに締め切られた案件だったとしても、そのアカウントは今後も募集をする可能性があるためフォローしておくと案件獲得の可能性が広がるでしょう。
フリーランスにとってSNSは、案件獲得に直結する重要なツールの1つです。
これまで利用したことが無い方も、アカウントを作っておくと良いでしょう。
エージェントを活用する
実績や経験も無く営業する自信が持てない方は、フリーランス専用のエージェントを活用しましょう。
エージェントに頼めば、仕事が欲しいフリーランスとクライアントの間に入って営業をしてくれるから安心です。
例えば希望の仕事内容や報酬条件を伝えておけば、条件に合ったクライアントとマッチングしてくれます。
営業が苦手な方にとって、フリーランス専用エージェントは強い味方です。
友人に仕事を紹介してもらう
友人に仕事を紹介してもらう方法が案件を獲得し、実績を作る近道です。
スキルや実績が無かったとしても、友人であれば仕事を依頼してくれる可能性は高いでしょう。
友人の依頼で実績や経験を積み上げれば、その後の案件も獲得しやすくなります。
セミナーや交流会に参加する
スキルアップに関連するセミナーや、異業種交流会での出会いがきっかけで案件がもらえることもあります。
例えば講師が同じセミナーに積極的に参加し、質問や交流を重ねていくと講師の印象に残るでしょう。
その講師が仕事をだれかに依頼したいと思ったとき、連絡してくれる可能性があります。
フリーランスにとってセミナーや交流会の出会いは、仕事を手にするチャンスそのものです。
フリーランスが仕事を増やすためのポイント
フリーランスが仕事を増やすために、重要なポイントを紹介します。
【仕事を増やすためのポイント】
- 納期を守る
- マニュアルを守る
- レスポンスを早くする
- より良くなる提案をする
それぞれ解説します。
納期を守る
納期のある仕事をいただいた場合、期日は絶対に守りましょう。
連絡もせずに納期が遅れた場合、仕事が打ち切られる可能性が非常に高いです。
クライアントからすると納期遅れは、その後の工程もずれ込み売上損失に繋がるため一番嫌います。
万が一納期が遅れる場合は、必ず事前に連絡をしましょう。
アクシデントがあったとしても納期に間に合うように、余裕のある作業スケジュールを組むことも重要です。
マニュアルを守る
クライアントの余計な作業を増やさないためにも、マニュアルは必ず守りましょう。
マニュアルに書かれている指摘を何度もされていると、クライアントは「成長が見られない」と判断し、新しい仕事がもらえなくなります。
同じ指摘をされないために「指摘されたことのチェックリスト」を作り、納品する前に確認するのも良いでしょう。
レスポンスを早くする
クライアントから届いたDMやチャットのレスポンス(返答)は、可能な限り早くしましょう。
業務に関係する連絡をしたにも関わらず1日経っても返事がない場合、クライアントは「要件はちゃんと伝わっているのだろうか」と不安になってしまいます。
万が一、レスポンスが遅くなるとしても「リアクション機能」がある場合、リアクションをしておきましょう。
クライアントもリアクションを見るだけで「要件は伝わっている」と安心します。
あらかじめ、すぐに返信できない時間帯を伝えておくのも良いでしょう。
レスポンスを早くしておくことで「この人ならすぐ納品して欲しい仕事を任せられそうだ」と、仕事が増えるきっかけに繋がります。
より良くなる提案をする
任せられた業務をただこなすだけでなく、より良くなる提案は積極的にしていきましょう。
「積極的に提案をしてくれるフリーランスに仕事を任せたい」と考えるクライアントも多いからです。
注意点として「この方法はダメです」という、上から目線の否定的な提案は逆効果です。
あくまで提案する姿勢が大切です。
フリーランスの案件探しおすすめサイトとエージェント
フリーランスの案件探しでおすすめのサイト、エージェントを3つ紹介します。
【案件探しにおすすめのサイトやエージェント】
- ココナラ
- ランサーズ
- クラウドワークス
紹介するサイトは「案件探し」「エージェント」どちらにも活用できます。
それぞれ紹介します。
ココナラ
ココナラは、個人のスキルを売ったり買ったりできる「スキルマーケット」と呼ばれるプラットフォームの大手です。
会員数は420万人と多いですがスキルマーケットでの出品が多く、案件数は比較的少ないです。
ココナラのエージェントサイト『coconala テックエージェント』は、エンジニア向けの案件を中心に紹介しています。
案件を探すだけでなく、スキルを売りたい方はココナラがおすすめです。
coconala(ココナラ) | |
会員数 | 420万人 |
豊富なジャンル | イラストデザインWeb制作 |
手数料 | 22% |
エージェントのメイン案件 | エンジニア |
※データは2023年12月現在
ランサーズ
2008年創業のランサーズは、国内で初めてオンラインで案件探しができるクラウドソーシングサービスを開始したサイトです。
ランク付けがあり「認定ランサー」になると、案件が獲得しやすくなります。
ランサーズのエージェントサイト『Lancers Agent』はエンジニアやデザイナー、マーケター関連の案件を中心に紹介しています。
Webライターやデザイナー、動画編集に関する案件を探している方は、ランサーズがおすすめです。
Lancers(ランサーズ) | |
会員数 | 110万人 |
豊富なジャンル | Webライターデザイン動画編集 |
手数料 | 16.5% |
エージェントのメイン案件 | エンジニアデザイナーマーケター |
※データは2023年12月現在
クラウドワークス
クラウドワークスは会員数が480万人と、国内最大級のクラウドソーシングサービスです。
取引額が20万を超えた場合の手数料は5%と、業界トップクラスの安さになります。
クラウドワークスが提供しているサービス『ビズアシ』は、Webライターやデザイン、事務作業といった仕事をマッチングしてくれます。
Webライターやエンジニアに関する案件を探している方は、クラウドワークスがおすすめです。
Cloud Works(クラウドワークス) | |
会員数 | 480万人 |
豊富なジャンル | Webライターシステム開発Web制作アプリ開発 |
手数料 | 5%〜10% (取引金額により変動) |
ビズアシのメイン案件 | Webライターデザイン事務作業 |
※データは2023年12月現在
フリーランスの契約形態
フリーランスの契約形態は、主に次の2種類です。
【フリーランスの契約形態】
- 請負契約
- 準委任契約
それぞれの契約形態について解説します。
請負契約
請負契約は、成果物を納品することで報酬が支払われる契約のことです。
成果物を完成させるまでにかかった時間は、報酬に含まれません。
Webライターやデザイナー、プログラマーなどは請負契約で行う場合がほとんどです。
準委任契約
準委任契約は、業務を行うことに対して報酬が支払われる契約のことです。
例えばデータ入力や書類作成といった業務を、時間単位で契約する場合は「準委任契約」となります。
成果物の納品による報酬は、契約に含まれない場合がほとんどです。
案件探しで注意するポイント
フリーランスが案件を探す時、注意するポイントは2つです。
【案件探しの注意するポイント】
- 安すぎる案件は避ける
- クライアントの実績を見る
それぞれ解説します。
安すぎる案件は避ける
報酬があまりにも安すぎる案件は、避けておきましょう。
例えば時給換算で数十円にしかならない案件は、モチベーションも下がり疲弊してしまいます。
案件の中には「実績や経験が無い方」を狙って、あえて報酬を安く設定しているクライアントがいるのも事実です。
「時間単価」を意識して、安すぎる案件は避けましょう。
クライアントの実績を見る
案件に応募するまえに、クライアントの実績にしっかりと目を通しましょう。
クラウドソーシングサービスの場合、レビューや受注者に支払っている金額もわかります。
例えば受注者のレビューがあまりにも低い場合、避けるべきクライアントだとわかります。
魅力的な案件だったとしてもすぐに応募せず、クライアントの実績を確認してからにしましょう。
まとめ
フリーランスが案件獲得するためには、営業力が重要です。
実績や経験が浅く、案件獲得が難しい方は友人から仕事をもらったり、エージェントを活用したりしましょう。
【案件獲得のやり方】
- SNSを活用する
- エージェントを活用する
- 友人に仕事を紹介してもらう
- セミナーや交流会に参加する
著者が案件を獲得したのはクラウドソーシングサービスだけでなく、交流会で知り合った方から頂いた経験もあります。
フリーランスの場合、どこで仕事につながるかわかりません。
いつでも営業できるように名刺を作り、チャンスを逃さないようにしましょう。