フリーランスは常にお金を上手に管理することが求められます。会社員時代と異なりほかにお金を管理してくれる人がいないため、お金を管理したり増やしたりする知識やスキルは重要です。
本記事ではお金を管理・節約する方法を徹底解説します。
フリーランスによくあるお金にまつわる事情や課題
フリーランスはお金関係の悩みや課題によくぶつかります。
収入が不安定になりがち
フリーランスは会社員と異なり、毎月安定した収入を得られるわけではありません。何十万円も報酬をもらえる月もあれば、仕事の激減で数万円しかもらえない月もあります。最悪の場合、急に仕事がなくなって無収入の月もあるほどです。
収入や案件が減る不安が付きまとう分、お金の不安定さに悩むフリーランスは多くいます。
普段のお金の管理や帳簿付けが苦手
またお金の管理や帳簿付けに苦手意識を持つフリーランスも少なくありません。特に帳簿付けについては、勘定科目のような専門用語に慣れていないと大変です。「正しく処理できているのか」と感じるフリーランスもいます。
加えてレシートや領収書も未処理のまま放置すると、処理すべき量が多くて苦労しやすいです。日頃仕事が忙しい中で計上にも時間をかけないといけないため、確定申告前に苦労する人もいます。
確定申告が大変で不安
確定申告に対する悩みもフリーランスによくある悩みです。確定申告も「課税所得」や「青色申告」など聞き慣れない用語が多く出てきます。加えて一連の作業に慣れていない場合、何から始めれば良いのかもわかりません。
特に税理士と契約しないで申告作業を進める場合、わからない点を聞くのも大変です。会計ソフトを使えばある程度楽にできますが、操作に慣れるまで苦労することもよくあります。
税金や公的年金の保険料が高い
ほかにも税金や公的年金の保険料が高いこともよく聞かれる悩みです。会社員の場合は税金や年金の保険料は毎月の給料から天引きされるため、払っている実感は感じないでしょう。しかしフリーランスは受け取った報酬から税金や年金保険料を払う分、負担に感じやすいです。
加えて健康保険もフリーランスは会社員より負担がかかります。会社員が加入する健康保険は、会社と本人が保険料を支払う仕組みです。一方フリーランスは国民健康保険料を全額自分で払わないといけないため、負担を重く感じてしまいます。
フリーランスがお金の管理を行うべき3つの理由
フリーランスは会社に雇われていないため、自分でお金を管理しなければいけません。お金の管理を行うべき具体的な理由は以下の通りです。
事業の収支を把握するため
フリーランスとして活動し続けるには、事業の収支を把握することが欠かせません。具体的な収入額や事業継続に必要な支出額を常にチェックする必要があります。
特に経費がやたらとかかる職種の場合、毎月の経費にいくらかかるのかは知っておくべきです。収入が多くても経費が高ければ、逆に赤字となり生活費や必要な出費の捻出にも苦労します。
フリーランスの場合、経理業務も自分で行わなければいけません。少なくとも月に1度は経理業務を行うことで、事業の現時点での体力を把握しましょう。
確定申告を楽に済ませるため
確定申告は1年間に発行したりもらったりした領収書や請求書などをもとに行います。1年分のレシートなどを放置すると申告作業は楽ではありません。
レシートなどを見て、実際に書かれている通りの取引をしたのかまで怪しく感じます。1年分の取引を詳しく思い返すと時間が過ぎるだけで、仕事に充てる時間まで犠牲にしかねません。
身に覚えのない取引を計上したり、同じ取引を重複して処理したりした場合、誤って申告するリスクもあるでしょう。日々まめにお金の管理をしていれば、確定申告も時間をかけずにスムーズに済ませられます。
フリーランスがお金の管理をする4つの方法
フリーランスとしてお金の管理を上手に行うには、以下の4つの方法がおすすめです。
銀行口座やクレジットカードを個人用・事業用で分ける
まず銀行口座やクレジットカードを個人用と事業用で分けます。フリーランスは報酬の受取や備品の購入で銀行口座やカードを使うことが多いです。
ただプライベート用の口座やカードだけを使っている場合、業務用と私用の取引が混ざってしまいます。帳簿付けの際も、取引記録を1つずつ事業用かプライベート用かを判別しなければいけません。
口座やカードを個人用と事業用に分け、事業用のもので備品購入や経費の支払いを済ませれば取引の判別は不要です。帳簿付けや確定申告の手間も大きく省けるため、仕事を進める時間も増やせます。
エクセルやクラウド会計ソフトで帳簿付けする
またエクセルやクラウド会計ソフトで帳簿付けするのもおすすめです。日々の収支記録をパソコンやスマホ上で一元的に管理すれば、お金の流れを一目でチェックできます。
特にクラウド会計ソフトであれば、帳簿付けだけでなく確定申告など役所への手続きまでできて便利です。加えて普段使う銀行口座やクレジットカードと紐づければ、利用取引が自動反映されるため、楽に入力できます。
請求書と領収書を管理する
さらに請求書や領収書の管理も欠かせません。特に確定申告で青色申告を選んでいる場合、原則として7年間の保管が法律で義務付けられています。
法律での決まり以外にも、日頃からちゃんと整理していれば、報酬の請求・受け取りや備品購入の記録を確認する際に便利です。クライアントとの報酬トラブルにも備えられるとともに、備品購入費用を経費として申告する際に役立ちます。
ちなみに電子データの形で受け取った場合は、電子データのまま残しましょう。2022年から改正施行された電子帳簿保存法によって決められているためです。
プライベート資金でもお金管理アプリで管理する
事業用のお金だけでなく、プライベート用のお金の管理もおろそかにしてはいけません。報酬が多くても生活で浪費していては、備品購入費や事務所費などいざという時に必要なお金が不足してしまいます。事業に必要な最低限のお金を確保した上で、生活費も計画的に使うことが重要です。
プライベート資金向けの管理でも、お金管理アプリがあると楽に収支を記録・確認できます。
フリーランスのお金の管理でおすすめの8つのサービス
フリーランスが便利にお金を管理する上でおすすめのサービスに以下のものがあります。
freee会計
クラウド会計ソフトの中でトップクラスの人気を誇るものの1つです。3種類の有料プランがあり、最も安い「スタータープラン」は税込月額1078円(年払いの場合)で利用できます。
確定申告の書類作成でも普段の帳簿データが揃っていれば、〇×を選ぶだけで申告作業ができて便利です。加えてアプリでもレシート撮影機能があるため、外出中も帳簿付けを簡単に済ませられます。
対応機種 | Windows・Mac・iOS・Android |
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主要な機能 | スマホアプリでの撮影機能銀行口座やクレジットカードとの連携機能請求書や領収書の整理・管理機能確定申告の提出機能 など |
料金(税込) | スタータープラン:1628円/月・12936円/年(月換算1078円)スタンダードプラン:2948円/月・26136円/年(月換算2178円)プレミアムプラン:39800円/年(月換算3316円) |
無料トライアル | 30日 |
運営会社 | freee株式会社 |
マネーフォワードクラウド会計
マネーフォワードクラウド会計も、定番のクラウド会計ソフトの1つです。freee会計と同じくパソコンやスマホを使って会計業務ができます。
また銀行やクレジットカードに加えて、クラウドワークスやランサーズと提携しているのもポイントです。クラウドソーシング上の取引も反映されるため、報酬のデータも楽に帳簿付けできます。税理士や会計事務所のサポートを受けられるのも魅力です。
対応機種 | Windows・Mac・iOS・Android |
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主要な機能 | スマホアプリでの撮影機能銀行口座やクレジットカードとの連携機能請求書や領収書の整理・管理機能家計簿アプリ(マネーフォワードME)との連携機能確定申告の提出機能 など |
料金 | スモールビジネスプラン:4378円/月、39336円/年(月換算:3278円)ビジネスプラン:6578円/月、65736円/年(月換算:5478円) |
無料トライアル | 30日 |
運営会社 | 株式会社マネーフォワード |
やよいの青色申告オンライン
弥生会計オンラインは会計初心者にも親切で使い勝手の良い設計で評判があります。日付と金額の入力だけで帳簿を付けられる上、専門スタッフのサポートを受けられる点も心強いです。名前の通り青色申告にも対応しているため、申告書の作成から提出に至るまで楽にできます。
料金も基本的に初年度無料で利用できる点で、他のクラウド会計ソフトよりもお得です。
対応機種 | Windows・Mac・iOS・Android |
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主要な機能 | スマホアプリでの撮影機能銀行口座やクレジットカードとの連携機能請求書や領収書の整理・管理機能青色申告書類の自動作成機能確定申告の提出機能 など |
料金(税込) ※1年目は無料(トータルプランは半額) | セルフプラン:9680円/年ベーシックプラン:15180円/年トータルプラン:26400円/年 |
無料トライアル | 30日 |
運営会社 | 弥生株式会社 |
ジョブカン青色申告
ジョブカン青色申告も帳簿付けから青色申告まで1つのサービスでできます。入力画面にガイド機能が搭載されているため、会計に慣れていなくても安心です。
青色申告も表示される設問に従いながら進めるだけで、あまり労力をかけずに提出までできます。専用のスマホアプリはありませんが、e-Taxアプリと併用すれば問題ありません。
対応機種 | Windows・Mac |
主要な機能 | 銀行口座やクレジットカードとの連携機能請求書や領収書の整理・管理機能確定申告作業機能専門スタッフによるサポート機能 |
料金(税込) | 13200円/年(月換算1100円) |
無料トライアル | 30日 |
運営会社 | 株式会社ジョブカン会計 |
マネーフォワードME
個人向けのお金管理アプリでは最も高い人気や知名度を誇るサービスです。連携先のクレジットカードや銀行口座を登録しておけば、手入力なしで収支を記録できます。レシート撮影機能もあるため、出先でもすぐに取引記録を残せる点も便利です。
支出や資産の残高も円グラフで可視化されるため、特に出費の多い項目や現在の資産状況も一目で確認できます。
対応機種 | Windows・Mac・iOS・Android |
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主要な機能 | クレジットカードや銀行口座などとの連携機能レシート撮影機能家計・資産状況を可視化・レポート使い過ぎ通知機能引き落とし予定機能予算機能 |
料金(税込) | 通常会員:無料プレミアム会員:月額プラン500円/月・年額プラン5300円/年 |
有料プランの無料トライアル | 30日 |
運営会社 | 株式会社マネーフォワード |
OshidOri
OshidOri(オシドリ)も人気の家計簿アプリの1つです。プライベートなお金の収支だけでなく、夫婦や家族で住宅費など大切なお金の流れを共有できます。
夫婦や家族での貯金を管理する機能も付いているため、将来に向けて何らかの積み立てをする際にも便利です。特に家族がいるフリーランスにとって大変使い勝手が良いでしょう。
対応機種 | Windows・Mac・iOS・Android |
主要な機能 | 夫婦や家族での共有ページ機能収支の自動反映機能貯金管理ページ機能 |
料金(税込) | 通常会員:無料年額プラン:個人4800円/年・家族8800円/年月額プラン:個人480円/月・家族880円/月 |
有料プランの無料トライアル | なし |
運営会社 | 株式会社OshidOri |
Zaim
レシートの読み取り機能と、銀行口座・クレジットカードの連携機能を兼ね備えています。現金派・キャッシュレス派の両方に対応しているため、普段の支払い方法に関係なく便利に使いやすいです。グラフも自動的に表示されるため、家計の分析にも役立ちます。
プレミアム会員プランに加入すれば、家計改善や今後のライフプランを提案してもらえて便利です。単に家計簿として記録するだけでなく、将来に向けて上手にお金をやりくりする上でも使えます。
対応機種 | Windows・Mac・iOS・Android |
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主要な機能 | レシートの読み取り機能銀行口座やクレジットカードの連携機能収支グラフ機能【プレミアム会員のみ】家計改善やライフプランの提案機能 |
料金(税込) | 通常会員:無料プレミアム会員: Web版:440円/月・4378円/年 アプリ版:480円/月・4800円/年 ※学生は1年間無料 |
有料プランの無料トライアル | アプリ7日、Web30日 |
運営会社 | 株式会社くふうAIスタジオ |
Dr.Wallet
家計簿アプリの中でも、撮影したレシートをオペレーターが代行で入力してくれるのが大きな特徴です。誤った内容での自動入力の心配もないため、正確性の高さで信頼できます。カテゴリについてもAIが自動判断するため、自分で悩む心配もありません。
もちろんクレジットカードや銀行口座との連携機能もあるため、引き落としなどの決済も自動入力されます。よく利用する店舗のクーポンがもらえるのも魅力です。
対応機種 | iOS・Android |
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主要な機能 | レシート撮影機能+オペレーターの代行入力サービスカテゴリの自動判定機能クレジットカードや銀行口座との連携機能利用頻度の多い店舗のクーポン配信機能 |
料金(税込) | 通常プラン:無料プレミアムプラン:600円/月 |
有料プランの無料トライアル | なし |
運営会社 | 株式会社BearTail X |
フリーランスがお金を増やす・貯める5つの方法
お金を管理するだけでなく上手に増やしたり貯めたりする方法も知っていると、お金で困った時により安心できます。以下の方法がおすすめです。
普段の仕事やもらう報酬を増やす
フリーランスにとって最もおすすめの方法として、普段の仕事や報酬を増やす手があります。フリーランスはこなした案件の量に応じて収入や報酬も増えるためです。
手っ取り早い方法として、クライアントに仕事を増やすように相談したり、新規案件に挑戦したりする手があります。または今ある仕事で単価を上げてもらうのも1つの方法です。少し時間はかかりますが、自身のスキルを高めて報酬アップを狙うやり方もあります。
仕事や報酬の増え方によっては、収入が何倍にもなったり会社員の頃より稼げたりする場合もあるでしょう。お金への不安も薄れるため、ぜひ試してみてください。
本やインターネットで節税などお金に関する知識を増やす
また本やインターネットでお金に関する知識を身に付けるのもおすすめです。近年ではお金をテーマにした書籍やWeb記事も数多く出回っています。お金に詳しくない方向けにも分かりやすい解説本もあるため、時間に余裕のある時に知識を付けると良いでしょう。
例えば節税1つとっても、ふるさと納税・青色申告・医療費控除など様々な手段があります。簡単に知識があるだけでも税金を安くしたり、追加の収入を得たりできることが多いです。
以下にお金について学ぶ際におすすめの本やメディアを一部紹介します。
本:
- 両@リベ大学長『本当の自由を手に入れる お金の大学』
- 山崎元・大橋弘祐 『難しい事はわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』
- 大河内薫・若林杏樹『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』
- ヒロ☆税理士(監修)・蟹めんま(まんが)『まんがでわかるフリーランスお金の教科書』
- 新屋真摘『はじめての資産運用』
Webメディア:
- MONEY PLUS(マネープラス)
https://media.moneyforward.com/ - ファイナンシャルフィールド
https://financial-field.com/ - みんなのマネ活
https://www.rakuten-card.co.jp/minna-money/literacy/
FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する
FP(ファイナンシャルプランナー)は、資産運用や保険などお金関係の幅広い知識を持つプロです。現在のお金の悩みや今後に向けた資産形成について相談に乗り、様々な提案をしてくれます。
提案の際は、現状を把握したりキャッシュフロー表を作成したりした上で、解決策を示す流れです。無料相談を開催している場合もあるため、お金の悩みがある方に向いています。
iDeCoや小規模企業共済を活用する
iDeCoや小規模企業共済の活用もフリーランスがお金関連でよく行う対策です。iDeCoは60歳から受給できる個人年金保険で、60歳までは掛金を払って積み立てていきます。
フリーランスは会社員と異なり、もらえる年金が国民年金だけです。受給できる年金額も会社員より少ないため、iDeCoのような個人年金があると老後の生活資金を増やせます。
加えて小規模企業共済も、フリーランス向けの退職金がもらえる制度です。退職金も会社員と異なり支給されないため、自分で用意する必要があります。月額1000円~7万円を積み立てておくと、事業を畳んだ際にもらえるのが特徴です。
両方ともフリーランスの老後に備えられる制度であるため、早いうちに用意すると良いでしょう。加えて掛金は確定申告で控除に使えるため、節税対策にもおすすめです。
国民年金基金や付加年金を活用する
老後への対策としては国民年金基金や付加年金もあります。国民年金基金は国民年金に上乗せした金額がもらえる制度です。年金保険料に追加する形で掛金を払いますが、払った掛金も全額が社会保険料控除の対象とみなされます。
一方付加年金は国民年金保険料(2024年度は1万6980円)に400円を追加して払えば、年金受給額が月200円増える制度です。国民年金基金と同じく年金を増やせる制度である分、フリーランスの老後対策に使えます。
ただし国民年金基金と付加年金はどちらか一方を選ぶ決まりです。活用する際は先に選ぶ方を決めておくと良いでしょう。
フリーランスになる前にお金関係でできる準備
フリーランスのお金の悩みは、開業前に色々と準備しておくだけでも備えられます。
現在の生活費を把握・節約する
まず現在の生活費を把握した上で、節約しておくと良いでしょう。フリーランスは案件数や売上が安定しにくい分、会社員よりも収入が減る場合も多いです。少しでも手元に残すお金を増やすためにも、早いうちから生活費をチェックし、無駄は極力絞るべきでしょう。
一番おすすめなのが、家賃や光熱費などの固定費を見直す方法です。安いアパートに引っ越したり、少しでも料金を抑えられる電力会社に乗り換えたりする方法があります。
なお、新しい賃貸物件の契約は退職前に済ませるべきです。フリーランスは会社員よりも社会的信用が低いため、開業後は入居審査を通れない可能性が高まります。
半年から1年分は貯金を作っておく
フリーランス活動を始める際、貯金は非常に重要です。自分で受注した仕事を通じて収入を得るため、仕事量に応じて収入が変動します。特に案件がなくて収入が途絶えた場合、貯金だけが頼れる存在です。
できるだけ開業前に半年から1年分は貯金を作ることをおすすめします。退職前の月収が25万円であれば、150~300万円は用意すべきです。
事前にお金関係の知識を身に付けておく
フリーランスは売上や経費、税金など様々なお金の管理を自分でしなければなりません。ただ開業後にお金の知識を付けるには、仕事や営業などで忙しい中で勉強時間を作る必要があります。
最低限のお金の知識であれば、退職前の早い時期に身に付けておくのがおすすめです。通勤時間や土日祝日などに少しずつ勉強すれば、開業後に慌てずに済みます。なおお金の知識は常に新しいものが生まれるため、開業後も少しずつ勉強を重ねるべきです。
確定申告について予習しておく
確定申告についても事前に勉強しておけば、初年度で行う時に落ち着いて対応できます。確定申告はフリーランスにとって大きな不安要素です。期限が迫る中で勉強しながら申告作業を進めると、やたらと時間がかかって不安に苦しむ場合もあります。
開業前に確定申告の内容や流れ、申告の種類について学んでおくことが大切です。概要や流れを簡単に把握しているだけでも、申告作業で慌てふためく心配はありません。
まとめ
フリーランスにとってお金の管理は日常的に行うべきものです。特に売上や経費、お金の流れをしっかり把握していれば、お金の使い方を改善したり確定申告に備えたりできます。
お金の管理に加えてお金を増やす方法も知っていれば、フリーランス活動の質も高められるでしょう。現役のフリーランスだったり開業を目指していたりする方は、ぜひお金の知識を身に付けて管理の方法に慣れましょう。